社会融資が注目を集めている5つの理由

ソーシャルレンディングとは

ソーシャルレンディングは、投資家がソーシャルレンディング運営会社を通じて資金を必要としている事業者にお金を貸し、利息や配当金を受け取るサービスです。別名「貸付型クラウドファンディング」とも呼ばれています。

社会的貸付とは

ソーシャルレンディングは、インターネット上で資金の貸し手と借り手をマッチングする新しい金融マーケットとして大きな注目を集めています。

ソーシャルレンディングの仕組み

ソーシャルレンディングの大まかな流れをご説明します。

  • 融資を必要とする事業者がソーシャルレンディング運営会社に登録し、資金提供を募る
  • 資産運用をしたい人(投資家)がソーシャルレンディング運営会社に登録する
  1. 投資家が、ソーシャルレンディング運営会社を通じて融資を希望する事業者に資金提供を行う
  2. 融資をもとに利益を上げた事業者は、ソーシャルレンディング運営会社に提供資金と利子を返済する
  3. ソーシャルレンディング運営会社は、返済金から仲介手数料や源泉徴収などを引いた額を投資家に分配する
  4. 投資家はソーシャルレンディング運営会社を通じて、提供した資金と利息を受け取る

ソーシャルレンディングが今注目されている5つの理由

社会融資が注目を集めている5つの理由

資産運用の方法には、株式投資やFX・定期預金などさまざまな選択肢があります。そんな中、今ソーシャルレンディングが注目されているのには理由があります。

① 少額投資が可能なので始めやすく、リスク分散もしやすい!

ソーシャルレンディングは、最小1万円〜10万円程度の少額から始められます「資産運用に興味はあるけれど、多額の投資はできない」という方でも参加しやすいのが特徴です。また、少額ずつ多数のプロジェクトに分散投資することも可能なので、貸倒れリスクを防ぎやすくなります。

② 価格変動がないため、精神的な負担が少ない!

ソーシャルレンディングは運用期間の満了時まで金利の変動がありません。そのため、株式投資やFXのように市場の動きに一喜一憂する必要もなし。投資に縛られず、精神的な負担も少なく続けられます。

③ 投資後の運用が一切必要ないため、管理が楽!

ソーシャルレンディングは投資後の運用から配当金の支払いまですべてをソーシャルレンディング運営会社に任せます。自身で管理する必要がないので、忙しい方や知識があまりない方でも気軽に始められます。

④ 定期預金や国債よりも利回りが高い!

ソーシャルレンディングは投資後の運用の手間や負担が少なく少額から始められリスク分配もしやすいうえに、利回りの良さが魅力です。例えば、同じ低リスクの資産運用である 定額預金の金利は年0.01%、個人向け国債の金利は0.5%なのに対して、ソーシャルレンディングの金利は3.2~10%とかなり高めに設定されています。

⑤ 市場規模も伸びている!

日本におけるソーシャルレンディング市場は年々拡大しています。

市場規模も拡大しています!

矢野経済研究所の調べでは、2017年度の国内クラウドファンディング市場規模は、2016年度から127.5%増し。中でも、ソーシャルレンディングが占める割合はとても大きくなっています。

★ソーシャルレンディングが注目されている理由まとめ

  1. 少額投資が可能なので始めやすく、リスク分散もしやすい!
  2. 価格変動がないため、精神的な負担が少ない!
  3. 投資後の運用が一切必要ないため、管理が楽!
  4. 定期預金や国債よりも利回りが高い!
  5. 市場規模も伸びている!

株式投資・NISA・定期預金など他商材との違いは?

株式投資、NISA、定期預金など他の商品とどう違うのですか。

資産運用を考える人にとって第一の問題は、「どんな運用方法をとるか」。資産運用のメジャーな方法には、株式投資やFX・積立NISA・定期預金・債券購入などがあります。
では、これらメジャーな資産運用方法とソーシャルレンディングにはどんな違いがあるのでしょうか?

株式投資・FXとソーシャルレンディングの違い

ソーシャルレンディングは「融資」であるため、 「融資先企業が予定通り返済を行った場合いくら利益が出るか」を最初にある程度計算できます。一方、株式投資やFXは市場の動向に左右されて価格変動が起きるため、どのくらい利益が出るかを事前に予測するのは困難です。価格の変動によっては大きく損する可能性もあります。

ただしこれは裏を返せば、ソーシャルレンディングでは予想外の大きな利益は期待できないということでもあります。 株やFXは価格変動によって価格が上昇すれば思わぬ利益を得られますが、ソーシャルレンディングの利益は最初に設定された利率によって上限が決まっています。

積立NISAとソーシャルレンディングの違い

2018年から始まった、少額投資非課税制度「積立NISA」。積立NISAとソーシャルレンディングの大きな違いは、 ソーシャルレンディングで得た利益は課税対象ですが積立NISAで得た利益は非課税だという点です(※)。

※ただし積立NISAで非課税になる投資額は、1年で40万円という上限があります。

利回りに関しては、積立NISAよりもソーシャルレンディングの方が高いといえます。積立NISAの平均的な利回りは国内株式で3~4%程度といわれています。一方ソーシャルレンディングの平均的な利回りは3.2~10%程度です。

定期預金や債券購入との違い

あらかじめ定めた期限がくるまでは引き出しができない定期預金は、安定型の資産運用の代表格といえます。また、国や地方自治体・企業・外国政府などが発行する債券を購入し定期的に利率分の利子を受け取る債券購入も、安定型の投資のひとつです。
ソーシャルレンディングも安定型の資産運用といえますが、利回りは定期預金や債券購入よりも高く設定されています。定額預金の金利は年0.01%、個人向け国債の利率は0.05%なのに対して、ソーシャルレンディングの金利は3.2~10%です。
ただし、リスクに関してはソーシャルレンディングのほうがやや高い傾向にあります。

ソーシャルレンディングの注意点

社会的融資ノート

たくさんのメリットがあるソーシャルレンディングですが、全ての人におすすめかというと決してそうとは断言できません。ソーシャルレンディングには以下のような特徴があり、人によってはそれがデメリットとなることも。

①途中換金・途中解約ができない

ソーシャルレンディングでは一度投資をすると、 運用期間満了時または融資先が前倒しで返済したとき以外、投資資金を回収できません。融資先が返済期日の延長を希望する場合には、資金回収が想定より遅れる可能性もあります。また、途中解約もできません。

②融資先の詳細情報が確認できない

ソーシャルレンディングでは、融資先企業の詳細情報を確認することができません。これは、貸金業法における規制によって、借り手の特定につながる情報や借り手の信用情報を投資家に開示することが禁止されているから。 投資家の方は、ソーシャルレンディング運営会が提供する融資先情報を参考に出資の判断をする必要があります。

ただし最近は、業界全体として融資先情報を開示する動きが出てきています。ソーシャルレンディングの普及とともに、投資者にとってデメリットになりうる点は見直されつつあるといえるでしょう。

③元本の保証がない

ソーシャルレンディングでは元本の保証がありません。万一貸倒れが発生すると、元本割れとなってしまいます
ただし、ソーシャルレンディング運営会社が扱う融資先は中小企業が大半で信用性もある程度保障されているため、貸倒れが発生して投資金を失うようなリスクは低いといえます。

④ ローリスクな分、元手が大きく膨らむ利益は期待できない

ソーシャルレンディングは運用期間中の価格変動がないため、損失を出すリスクの低い金融商品です。
その分、元手が何倍にも膨らむ利益は期待できないのも事実。
手持ちの資産を何倍にも増やしたい方は、株式会社やFXなど利益が大きく跳ね上がる可能性のある商品のほうが向いているといえるでしょう。

★ソーシャルレンディングの注意点まとめ

  1. 途中換金・途中解約ができない
  2. 融資先の詳細情報が確認できない
  3. 元本の保証がない
  4. ローリスクな分、元手が大きく膨らむ利益は期待できない

ソーシャルレンディング運営会社選びのポイント

ソーシャルレンディング運営会社選びのポイント

ソーシャルレンディングを開始するにあたって、まず必要なのがソーシャルレンディング運営会社選びです。ソーシャルレンディングは仲介する運営会社が融資先との取引や管理運用を全て代行します。 過去の実績などを見て、信頼できる運営会社を選ぶことが成功の秘訣だといえるでしょう。
また、 運営会社によって期待できる利回りや融資先企業・最低投資金額などは異なります。複数社を比較してご自身でしっかりと見極めることが大切です。

ソーシャルレンディングは運営会社選びが重要! 注目4社比較!

SBIソーシャルレンディング

 

1万円から始める投資、SBIのソーシャルレンディング

 

SBIソーシャルレンディングは、大手金融会社SBIグループの傘下にあるソーシャルレンディング運営会社です。

運営企業名:SBIソーシャルレンディング株式会社
住所:東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー13F
資本金/純資産:10,000,000円 / 289,721,000円20183月末現在)
出資者(株主構成):SBIグループ(100%)
業務開始時期:2011年3月
実績(成約ローン総額): 累計880億円(2019年2月時点)
特徴・備考等:SBI証券や住信SBIネット銀行・SBI損保など金融商品や関連するサービスを扱うSBIグループが100%出資。取扱いファンドは、常時募集の「不動産担保ローン事業者ファンド」や「カンボジア技能実習生支援ローンファンド」、随時募集の「オーダーメード型ローンファンド」など。
募集金額:10万円~22億円
参考利回り:3.0%~10.0%
※SBIソーシャルレンディングの手数料控除後、税金控除前の年間の予定利回りです。
運用期間:4ヶ月~3年
最低出資額:常時募集のファンド⇒1万円 随時募集のファンド⇒5万円
出資者手数料:0円 ※借り手が支払う利息等から手数料を徴収
顧客資金分別管理:投資家から集まった資金は、投資家から資金を受領するための口座・貸付を実行のための口座・借り手から支払いを受けるための口座に分けられ、同社固有の財産とは別に管理されている。分配金は、投資家の登録銀行口座に直接振り込まれるシステムが取られている。

 

 

株式会社LENDEX

 

LENDEX

 

株式会社LENDEXは、不動産投資に特化したソーシャルレンディング運営会社です。

運営企業名:株式会社LENDEX
住所:東京都千代田区飯田橋二丁目1番4号九段セントラルビル
資本金/純資産:100,000,000円
業務開始時期:記載なし
業務開始時期:記載なし
実績(成約ローン総額):記載なし
特徴・備考等:先の見込みやすい1年以内の短期投資案件を中心に扱う
募集金額:記載なし
参考利回り:7%~10%
運用期間:6ヶ月から12ヶ月前後
最低出資額:2万円
出資者手数料:記載なし
顧客資金分別管理:記載なし

 

OwnersBook

 

オーナー本

 

OwnersBookは、ロードスターキャピタル株式会社が運営するソーシャルレンディング事業会社です。

運営企業名:ロードスターキャピタル株式会社
住所:東京都中央区銀座1丁目10番6号 銀座ファーストビル2F
資本金/純資産:5,490,000,000円 /21,760,000,000円
出資者(株主構成):Renren Lianhe Holdings 49.2%、役職員他 計50.8%
業務開始時期:2014年9月
実績(成約ローン総額):成約ローン総額約79億1,970万円
特徴・備考等:不動産投資・不動産賃貸・不動産特化型クラウドファンディングサービスなどを扱うロードスターキャピタル株式会社が運営。不動産ファンドを多数扱う。案件は全て不動産投資のプロが厳選。不動産の価値評価は、自社内での評価(不動産鑑定士等が評価額を判断)と外部評価(外部の不動産鑑定士等による査定)の2軸で行っている。 最低出資額は1万円で、少額の資金でも複数案件への投資が可能。
募集金額:3,000万円~10億円程度
参考利回り:4.0%~6.0%
運用期間:12ヶ月~24ヶ月中心
最低出資額:10,000円
出資者手数料:なし
顧客資金分別管理:投資家から集まった資金は、投資家から資金を受領するための口座と貸付実行・元利金返済受領のための口座に分けられ、同社固有の財産とは別に管理されている。

 

クラウドバンク

 

クラウド銀行

 

クラウドバンクは、日本クラウド証券が取り扱うソーシャルレンディング運営会社です。

運営企業名:日本クラウド証券株式会社
住所:東京都港区六本木七丁目4番4号 六本木Artshell 5F
資本金/純資産:100,000,000円  ※平成29年3月28日時点
出資者(株主構成):クラウドバンク株式会社
業務開始時期:2013年12月
実績(成約ローン総額):54,374,573,810円 ※2019年5月14日時点
特徴・備考等: 記載なし
募集金額:記載なし
参考利回り:6.0%~7.4% ※年率で税引き前のものを表示
運用期間:2ヶ月~36ヶ月
最低出資額:10,000円
出資者手数料:記載なし
顧客資金分別管理:記載なし

 

 

概要

手持ちの資本を運用したい人と融資を受けたい事業者をインターネット上でマッチングし、融資を成立させるソーシャルレンディング。少ない資金で始められ、運用の手間がかからずリスクも少ないため、新時代の新しい資産運用の形として大きな注目を集めています。
資産運用を検討中の方は、ぜひ一度ソーシャルレンディングを始めてみてはいかがでしょうか。まずはソーシャルレンディング運営会社各社の詳細を比較し、ご自身にあったサービスをお探しください。

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